事業の内容

住宅ローンだけではありません

日本モーゲージサービスは、「住宅ローンの会社」というイメージを持たれる場合も多いのですが、それは当社グループが行っている事業の一部にしか過ぎません。

連結子会社が3社あり、グループ企業で一体となりながら、住宅ローンの他にも、住宅に関する保険や保証、審査、検査など実に様々な商品を提供しており、「住宅金融ソリューション企業」を標ぼうしています。

お客様は住宅会社。だから表舞台に出ません

ポイントとなるのが、直接商品を提供させてお客様。実は、直接のお客様は、住宅を購入される消費者ではなく、住宅を建てたり販売したりする会社(工務店やビルダーなどの住宅会社)です。住宅ローンや保険、保証といった商品を通じて、住宅会社が住宅を建てて売るといった事業を、陰から支えているのです。

もちろん、住宅ローンなどを取り扱っていますので、消費者の方と直接やり取りさせて頂く機会はありますが、あくまで住宅会社を通じたご紹介があってから。表舞台に出ることがありませんし、消費者の皆様に向けた広告宣伝も行っていませんので、私たちの名前を目にしていただく機会も殆どないでしょう。

企業が企業に商品を売ることを企業間取引(B to B )と言いますが、私たちの取引形態もこれにあたります。厳密には、住宅会社を介して消費者へ提供する商品もありますから、正しい表現としては「B to B(to C)」となります。

住宅金融分野の3つの事業

連結子会社と一緒に、3つの事業を展開しています。まず、日本モーゲージサービスが行っているのが、住宅ローンの提供などを行う「住宅金融事業」。その他に、連結子会社が行う事業として「住宅瑕疵(かし)保険等事業」「住宅アカデメイア事業」があります。

なぜ日本モーゲージサービスで全ての事業を行わないのかというと、許認可が関係しています。各事業によっては、許認可が必要となるのですが、1社で複数の許認可を取得することができないものがあります。そこで便宜上、事業ごとに法人を分けています。

住宅金融事業

住宅ローンの提供を主とする事業です。MSJフラット35を主力商品とし、変動金利の自社ローン「十色(トイロ)」やリバースモーゲージ型住宅ローン、買取再販ローン、つなぎローンなど住宅会社の様々な販売ニーズに対応する商品を取り揃えています。

他のモーゲージバンクとの一番の違いは、住宅会社が直接のお客様であること。当社は、住宅会社にとってきめ細やかなフォローや対応が出来るから、提携金融機関として選んでいただけるのです。

2019年3月期は、融資実行件数も過去最多の4,894件と大きく伸び、過去最高となる営業収益21.6億円、営業利益5.8億円を記録することができました。

住宅瑕疵保険等事業

住宅関連事業者の加入が法律で義務付けられている「住宅かし保険」をはじめ、住宅の品質を確保するための保険・保証・審査・検査などを行っています。

「住宅かし保険」は自動車で言えば、自賠責保険のようなもの。しかも日本でたった5つの会社しか取り扱うことができません。したがって、当社グループは、住宅業界において実に多くの住宅関連事業者との取引があります。

ITを駆使しているのもこの事業の強み。業界に先駆けて保険のWeb申請を開始・推進するなど、積極的に投資をしてきました。投資効果は顕著に表れてきており、人件費や固定費を増やさず件数増に対応できるなど「ネット保険」と言える体制になっています。

住宅アカデメイア事業

消費者の皆様が、住宅を建てたり買ったりして、住み始めて起こる様々な困り事にお応えする、保証サービスを中心に提供しています。

給湯機が壊れてお風呂に入れない…、キッチンのレンジフードが動かない…、窓ガラスが割れてしまった…などのトラブルに、24時間365日緊急で駆け付けたり、設備の修理を保証したり。消費者の皆様の安心を、陰で支えています。

3つの事業の中では、1番売上も利益も小さいですが、ニーズの高まりもあり、今後成長が期待される事業です。