INTERVIEWインタビュー


個々の知識を生かして
自分もチームも
楽しみながら成長する

2009年⼊社
株式会社ハウスジーメン
審査部 部長代理

【職歴】
インテリア系の短大を卒業後、内装のリフォームや福祉系の住宅改装など一貫して住宅業界に携わる

きっかけ

当社で住宅瑕疵担保責任保険の事業立上げ時に短期アルバイトを募集していて、そこへの応募がきっかけです。それまでもリフォームなど住宅に関わる仕事をしていたのですが、建築法規には明るくなかったこともあり「ここなら専門性を身につけられそう」という、今にして思えば安直な志望動機だったかもしれません。
入社後は、お客様対応に関わる新規プロジェクトなどを経験し、契約社員を経て正社員登用となりました。10年ほど前から審査室へと配属になっています。

部署の仕事

当社の事業は、住宅瑕疵担保責任保険法人としての保険事業と、住宅性能評価機関として住宅性能を評価する審査・証明事業の2つに代表されます。審査室では後者にあたる住宅性能に関わる審査や確認を担当しています。
住宅性能評価や長期使用構造等(長期優良住宅)の確認だけでなく、国が経済対策で行う、住宅購入時の補助金事業などもこの部署で担当します。審査というと工事現場まで出向くのでは、と思う方もいますが、着工前に審査が完了するものが多く、図面審査=デスクワークが主体となっています。

管理職として

審査というとルーティンワークのように思えますが、案件によって審査しなければいけない内容や種類も異なり、難易度も様々です。チームメンバーが審査の経験を積んでステップアップできるよう、各案件の内容や業務量を考えて、案件の配分に気を配っています。
自分が恩師だと思っている上司がいます。その人からは、具体的な業務指導よりも気持ちが楽になるような気づかいをしてもらった事をよく覚えています。いま管理職になって、みんなの抱える不公平感を軽くしていきたいと思っているのですが、そのような姿勢も、その人から学んだと感じています。

こんな人が当社に向いている

審査という職種に関しては正確さも大切になりますが、周囲の状況などに流されずに仕事に取り組める人が向いていると思っています。わたし自身もかつて、同僚の専門知識の豊富さと自分を比較して引け目を感じていました。ならば人がやらないことを担おうと気づけたことで、自分にとっての転換期になった経験があります。他人に干渉されすぎない、独立心のようなものがあるといいと思います。

やりがい

組織のパフォーマンスを上げるために出来ることは何かを念頭に置いています。
最近では、新規の住宅補助事業が開始される際に案件数の大幅増加が見込まれたのですが人的増員が間に合わないという事があり、具体的な作業量を減らすしかないとRPA(業務自動化ツール)導入を推進しました。最初は気持ち的に尻込みしていましたが、PCに詳しいメンバーがプロジェクトに参加してくれ、楽しみながら業務をサポートしてくれました。出来上がってみると全体的な業務の改善に貢献するものになり、とてもいい経験になりました。
仕事の環境を整えることで、相対的にメンバーの評価もあがる。その整備を進めていくのがやりがいだと感じています。

OFF TIME

家族が飲食関係の仕事をしているのですが、その影響を受けてか私も食べることが好きですね。常備菜を多く作ったり、パンを焼いたりもします。この前は発酵食品にハマって醤油の手作りキットを手に入れたりもしました。
毎年秋には、お世話になっているオリーブ農家の収穫手伝いで小豆島へ行きます。この農園は約2,500本のオリーブを育てていて、実はひとつひとつ手摘みで収穫するんです。わたしたちも滞在中は農家になったつもりでオリーブの収穫や選別をしています。
自分が食べているものがどのように作られているかを知ることもためになりますし、そして何より、自分たちで作業した実からできた新鮮なオリーブオイルや塩漬けの美味しさは別格です。